【ブラックトルマリンのお話(2)】
ブラックトルマリンクリスタル昨日にひき続きブラックトルマリンクリスタルについてです。今日は、これらの石たちがどのように採掘されているのかをちょっとお話したいと思います。

昨日もお伝えしましたが、パキスタンのシガルの街は3,000Мという高い土地にあり、鉱山はさらにそこより高い5,000Мぐらいの場所にあります。もちろん車では登れないので、自分の足を頼りに、食糧、テント、燃料、工具など重い荷物を運ぶポーターたちとともにパーティーを組んで鉱山を登っていくわけです。

「マッチ忘れたら死にますよ」
「・・・・・」

「氷の割れ目がどんどん変わるから、道は毎回違いますね。その割れ目に石とか落とすと、カーーンカーーンカーーンカーーン・・・・・・・・・・・・・・・・カーンってずーっと音が続いてエンドレスなんですよね~(人が)落ちたらお終いですね、アハハ」
「・・・・・」

「河を渡るときはまずロープを渡して、流されないようにさらに大きな石を抱えながら渡ります」
「・・・・・」


ヒマラヤですから、、そーゆー厳しい大自然そのままの場所、デンジャラス場所なわけです^^; そう、シガルをはじめヒマラヤの石たちは、このように人がなかなか足を踏み入れられない場所でひっそりととてつもない長い時間をかけてゆっくりゆっくり育ってきているわけです。

まぁ、無事鉱山を登っていったとして、その後のお話。
岩の色を見ながら「ここはいけそうだな」と目星をつけた場所にダイナマイトを仕掛けて爆破し、トンネルを掘っていきます。そこから実際の採掘が続きます。数か月掘って掘って掘りまくっても必ずしも出てくるとは限らず、無駄に終わることもあるのだといいます。

アクアマリンなどで何千万何億円の高値がつくような素晴らしいクオリティの石が産出されたなんて場合は、海外のコレクターやバイヤーがジェット機で鉱山の出口で待ち構えていて出てくると同時に海外へ運んでしまうといいますが、ふつうはまた苦労して(量が多い場合は何度かにわけて)下山していくわけです。

そんな話を聞くと、こういったブラックトルマリンやヒマラヤ水晶など5,000~6,000M級の鉱山で採掘される石たちが、どんなに大変な道のりを経て私たちの手元にやってきているか、、を実感するわけです。

よくここまでやってきたね。ありがとう。
関わってくださったみなさん、ありがとう。

そう心から思うわけです。

本来、植物などと同じで、その国その土地に必要な成分・エネルギーのものがそこで育成し産出されると私は思っていますが、この地球の大きな循環の中で、人の手を借りながら大量の石たちが日本に移動し集まってきているということは、今の日本(日本人)には昔以上に石たちのエネルギーが必要な状態になっている、、そう私は感じています。巡り巡って私たちのもとにやってきてくれた石たち、活かしていきたいものですね。

次回はブラックトルマリンクリスタルの形成についてお話しようかなと思います♪

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